3月15日に関東代表の1人として、dream2016ファイナルに出させて頂きました。
僕個人的には房総代表として出ました。
全国大会は、各エリアを勝ち抜いた、感性豊かなハイセンスな美容師たちが集結し、30分の中で表現する大会。
さすがにレベルは高かった・・・。
感じた事は、目がギラギラした美容師たちがゴロゴロいたし、自分の表現を自由にしてる人、勝ちにこだわったデザインをしてる人、様々でした。
僕は何度コンテストに出てもやっぱり緊張はします。
手も震えます(笑)
ただ、ワクワク感は相変わらずたまらない。
コンテストが終わってからの仕事が不思議と成長してる感覚があるんです!
もう10年以上やってますが、やっぱり足りない自分がまだいます。
コンテストはやる人、やらない人はっきり分かれますが、まぁ・・・最初から向いてないとか、俺のジャンルじゃないとか?
色々言う人います・・・。
確かに休みも使うし、お金も使う。
僕の考えですが、当サロンは千葉のローカルエリアにある木更津。
決して栄えているかと言えば、なんとも言えない(笑)
*あ、僕は大好きですよ^_^
19歳の時にこの世界に踏み入れてから思ったのが、ダサい美容師にはなりたくない!
下手そうとか思われたくない!
オシャレじゃなさそう!
みたいな地方サロンだと思われてそう・・・。
そんな風に思ってました。
そんな時に美容師のカットコンテストと出会い、
この業界にはこんなカッコいい場所があるんだ!
もう鳥肌立ちまくり。
でも、同時に思ったのが、
『こんな世界に俺はいて大丈夫か?』
でした。
オシャレな人たちばかり、カットもどうやって切ったの?みたいな斬新なデザイン。
もう腰が抜けた衝撃でした。
20歳の時に初めて受賞した時は、まったく実感がなく、『え?取ったの?』みたいな感覚(笑)
嬉しいというよりはビックリ。
ただ、親が見に来てたので、少し親孝行出来たのは良かったです。
それからコンスタントに出続け、取れたり、取れなかったりの繰り返し。
今に至ります。
独立してから、一時はコンテストをやめようとも思いました。
やっぱり大変だし、時間も使う。
でもね・・・今もなんで続けてるかというと、
まだ下手くそだからなんです‼️
足りないからなんです‼️
物足りないとも言いますね。
もっと上手くなりたいし、
もっとデザインの幅も広げたい、
もっと認められたい・・・
35歳でコンテストに出てる人も少なくなってきました。
でも、なんですかね・・・
コンテスト会場の熱気をまた感じたくなるんです。
自分の心に話しかけるとこんな言葉が飛び交います。
『自分が上手くなったとでも思ってんのか?』
『もう歳的にいいんじゃないか?』
『指導に回ったほうがいいんじゃない?』
『若い美容師たちばかりだから、もう出なくていいかな!』
みたいに・・・。
で、思ったのが、
やっぱり腕組んで見てる側より、やっぱりドキドキワクワクしながら出てるほうが今はまだ好きかなって。
歳?
関係ないでしょ!
オーナーだからもう出ない?
いや更に関係ないでしょ!
もちろん何が正しいとかじゃなくて、
出るも出ないもあくまで自分次第。
ただ、コンテストを否定的に言う人は、
むしろ何も言わないほうがいい。
『あんなの私も切れる』
『やっても意味ないし』
言わない言わないそんなこと。
やってる人に失礼。
僕は間違いなく、コンテストの経験は美容師人生にかなり役に立ってます。
むしろやってなかったら、自分に自信がつかなかったかもしれません!
だから、今も色々なデザインを見ながら、勉強させてもらってます。
そして、自分も出て、ドキドキしながらもがきながら成長していきます!
不器用は才能ですから★